2014年11月9日日曜日

国際交流応援情報紙『エール』11月号を発行しました。

 市内の国際交流事業の情報を隔月で発信する国際交流応援情報紙『エール』の11月号を発行しましたのでご覧ください。
 今回の特集は、10月14日(火)に行った『国際交流体験ツアー』についてです。JICA北海道での研修と、北海道インターナショナルスクールでの小学生の交流様子を紹介しております。「




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2014年10月14日火曜日

平成26年度 国際交流体験ツアー 開催結果

日時:平成26年10月14日(火) 9時~15時30分
場所:JICA北海道国際センター、北海道インターナショナルスクール

 平成26年10月14日(火)秋休み最終日に、市内の小学5・6年生を対象とした国際交流体験ツアーを実施しました。

 午前9時に、教育委員会庁舎1階大会議室にて出発式を行い、雨の中、参加児童40名と引率4名を乗せたバスが出発しました。今回はA班とB班の2グループに分かれ、まずA班は*JICA北海道国際センターを訪問し、B班は北海道インターナショナルスクールを訪問しました。
 (※JICA:Japan International Cooperation Agency (独立行政法人 国際協力機構)は、 日本の政府開発援助の実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。)

出発式

 JICA北海道では、青年海外協力隊員OBの村橋 裕さん(アフリカのマラウイ共和国で約2年間活動)による、JICAの活動紹介や、マラウイでの体験談をご講演いただきました。

 JICAのロゴや、日本の食卓事情、また、先進国と開発途上国について学習したほか、開発途上国でのJICAの支援活動について学びました。また、マラウイという国について、マラウイと日本の繋がり、そして村橋さんが企画した小学校での運動会のお話しなど、とても充実した内容でした。研修後のアンケートで、「JICAの意味とマラウイがどんな所なのかがわかった」「開発途上国と日本の繋がりがわかった」「JICAで働いてみたい」などの感想が寄せられました。

JICAでの研修

 北海道インターナショナルスクールでは、参加者は自分が通っている学校とは全く異なる施設や、授業スタイルの違いに大きな関心を寄せていました。また、英語での授業にも驚いていましたが、「英語で勉強しているところをみて、英語の勉強になった」「英語でしゃべっているから、何て言っているのかを意識しながら聞けた」「一緒に学習できて、日本語と外国語どちらも勉強になりました」などの感想が寄せられ、外国語学習に興味を持った参加者が多数いました。


北海道インターナショナルスクール

 昼食は、JICA北海道内のレストランで、異文化体験の一環としてペルー料理『アヒデガジーナ』を食べました。アヒ・アマリージョという黄色唐辛子のペーストを使っているため、児童から「辛い」という声が聞こえてきましたが、ペルー文化に触れるいい機会になったと思います。

JICAレストランで昼食

 ツアー終了後、国際交流の活動に興味を持ち、勉強になったという児童の声も寄せられ、とても実りある研修になりました。

2014年9月29日月曜日

第20回 国際交流の夕べ『北欧・ノルウェーの世界』~開催結果

 日時:平成26年2月28日(金) 18時30分から20時30分
 会場:ANAクラウンプラザホテル千歳

 平成26年2月28日(金)に、ANAクラウンプラザホテル千歳にて、国際交流の夕べ『北欧・ノルウェーの世界』を開催しました。

 ノルウェーの位置

 20回目となる今回は、参加者総数が272名と、過去最高になりました。その内、外国籍の方は61名で、アイルランド、キルギス、タイ、カナダ、中国など、皆さんの出身国は様々で、とても国際色豊かなパーティーとなりました。

会場の様子

 今年の司会は、千歳高等学校放送局の井上 栞さんと、斉藤 結花さん、そして通訳を千歳ボランティア通訳クラブの長尾 麻由さん(英語)にご協力いただきました。

 今回のテーマ『北欧・ノルウェーの世界』にちなんで、ノルウェーサーモンを使った料理や、ノルウェーの伝統的なお菓子『レフセ』など、北欧料理を用意しました。

ノルウェー料理

ノルウェー料理

 始めに、今年の1月に実施した、『ノルウェー王国コングスベルグ市派遣研修』に参加した高校生4人に、彼らが見てきたノルウェーという国について、写真やクイズを交えながら楽しく紹介してもらいました。

ノルウェーの紹介

 次に、セリエフィスクの皆様に、北欧の伝統楽器を使用した北欧音楽を披露していただきました。フィンランドを代表する民族楽器カンテレの美しい響きや、北欧の伝統的な笛類がつくる音色を、参加者全員が楽しみました。演奏の後は、カンテレ体験を行い、めったに触れることのできない北欧楽器に、子ども達は興味津々でした。

北欧音楽

 最後に、ノルウェーで購入した魚の缶詰、スープ、チョコレート、ポストカードなどの景品が当たる抽選会を行いました。


抽選会

 来場者の皆さまからいただきましたアンケートへのご意見は、「国際交流の夕べ」をより良い交流会にするため、次回以降の企画に活かして参ります。

2014年9月25日木曜日

国際交流応援情報紙『エール』9月号を発行しました。

 市内の国際交流事業の情報を隔月で発信する国際交流応援情報紙『エール』の9月号を発行しましたのでご覧ください。

 今回の特集は、『2014スカイ・ビア&YOSAKOI祭』に参加するために、7月17日(木)から21日(月)の日程で来訪した、2014ミスアンカレジのヴェロニカ・テンプル様についてです。


 第26号(9月号) 平成26年9月発行 (PDFファイル)





2014年8月19日火曜日

国際交流応援情報紙『エール』7月号を発行しました。

 市内の国際交流事業の情報を隔月で発信する国際交流応援情報紙『エール』の7月号を発行しましたのでご覧ください。

 今回の特集は、6月1日(日)から28日(土)の日程で来訪した、友好親善都市ノルウェー王国コングスベルグ市職員 ハルヴァル・ベーヌム氏の千歳市及び近郊での視察研修並びに市民交流についてです。

 第25号(7月号) 平成26年7月発行 (PDFファイル)


 【エール(JPEG)】



中学生・高校生対象「ノルウェー王国コングスベルグ市派遣研修」の報告

 千歳市とノルウェー王国・コングスベルグ市との友好親善都市提携25周年(昭和63年8月31日提携)を記念して、千歳市内の中学生と高校生14名が、ノルウェー王国コングスベルグ市を訪問しました。
 様々な交流プログラムを通じてコングスベルグ市民との友好親善を深め、ノルウェー王国の経済や社会福祉制度、文化や習慣の違いなどを学習しました。

・研修期間
平成26年1月6日(月)から1月13日(月)

・派遣先
ノルウェー王国コングスベルグ市

・参加者
中学生6名・高校生8名・引率3名 合計17名


【結果報告】

1月6日(月)
午前7時50分に新千歳空港を出発した生徒たちは、その後成田空港、フィンランドのヘルシンキ空港を経由して、ノルウェーのオスロ・ガーデモエン空港に到着しました。
 ノルウェーとの時差は、日本時間からマイナス8時間です。

新千歳空港を出発!

1月7日(火)
 オスロ市役所、国立美術館、ノルウェー民族博物館を訪問しました。ノーベル平和賞授賞式会場となる市役所ホールや、世界一高額(120億円)な絵として有名なムンクの「叫び」、木造のスターブ教会やサーミ人(ノルウェーの先住民族)の生活様式などを見学する中で、ノルウェーの文化や歴史を学びました。

オスロ市役所
オスロ市役所の1階ホール
ノルウェー民族博物館
国立美術館
スターブ協会
1月8日(水)
 この日は、在ノルウェー日本国大使館を訪問し、ノルウェーの資源や経済、日本との関係など、ノルウェーについてたくさん教えていただきました。その後、ヴァイキング船博物館を見学した生徒たちは、ノルウェーのヴァイキングの歴史を学び、実際に使われていたヴァイキング船を見て、その大きさに圧倒された様子でした。

大使館にて
大使館にて
ヴァイキング船
ヴィーゲラン彫刻公園
ホルメンコーレンスキー博物館
スキージャンプ台

1月9日(木)
 コングスベルグ市役所を訪問した生徒たちは、市役所職員のエイナル・ヒーダルさんから、ノルウェーの教育制度を教えてもらいました。その後、生徒たちは市内の中学校2校を訪問し、調理実習で作ってくれた昼食をみんなで食べたり、スペイン語や体育の授業に参加して、現地の中学生と交流を深めました。この日の夜から、生徒たちはコングスベルグ市内の家庭にホームステイをしました。

コングスベルグ市役所
コングスベルグ市役所にて勉強会
コングスベルグの中学校
学校の中
美味しくいただきました!
調理自習に参加
調理実習で作ってくれました。
日本の友達や学校について紹介しました
スペイン語の授業
地元紙のインタビューを受けました
コングスベルグの新聞に載りました

1月10日(金)
 コングスベルグ市の歴史や文化を学ぶため、マイニング博物館、銀鉱山、コングスベルグ教会、そして日本の茶室と庭園があるギャラリー・オーケンを見学しました。夜は、市内のユースクラブという施設で、地元の生徒たちと過ごしました。


マイニング博物館

マイニング博物館

このトロッコに乗りました
銀鉱山の内部
コングスベルグ教会
スカンジナビア最大のパイプオルガン
ギャラリーオーケン
スヴェイン氏による演奏(アイヌのムックリとノルウェーの楽器)
スヴェイン氏作の茶室
ユースクラブにて
千歳のお菓子を食べてもらいました
ギターもありました!
サッカーゲームで盛り上がりました

1月11日(土)
 コングスベルグ市滞在最終日は、お世話になった方々へお礼をするため、ホストファミリーとヒーダルさんをお招きして、返礼会を行いました。お寿司や、千歳市のお菓子を一緒に食べた後は、ホストファミリーと折り紙で鶴を折り、日本の遊びを一緒にして、楽しいひと時を過ごしました。仲良くなったホストファミリーとの別れが辛く、泣いてしまう生徒もいましたが、最後は笑顔でお別れしました。

お寿司を食べました!
折り紙体験
だるまさんがころんだ
ジャンケン列車
お別れがつらいです・・・











1月12日(日)~13日(月)
 午後1時15分にオスロ・ガーデモエン空港を出発し、13日の午後4時25分に新千歳空港に到着しました。

 この研修を通して、生徒たちは、ノルウェー王国に対する理解を深めるとともに、コングスベルグ市の同年代の生徒やホストファミリーと交流を深め、強い絆で結ばれた素晴らしい訪問となりました。